テレビCMに出たよ〜ふたごっこ〜その1
ふたご、スカウトされるの巻
拝啓
空の青さに、緑の木々映える季節、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、ちょいと遡りますが、それは去年の10月ごろの話。
夕ご飯をいつものように、家族で楽しんでいた時、お嫁が「今日スカウトされた」と申します。
流石に「ニッチな需要があるもんだな。。」と首を傾げておりましたが、そこはいつも主語がないのが彼女の口語。(曰く、日本人は主語がなくても伝わる民族らしい。場合によるがなぁ)
どうやら、我が子、こうちゃん、りゅうちゃんのTwinsが通う英語のスクールで、記念CMを作るらしく、そのCMオーディションがあるので、受けてみないかとの話。
まぁ、どうせ落ちるだろうけど、いろんな経験するのはいいなということで、オーディション受けることになりました。
「僕は受けないよ!?」えっ!??
さて、オーディション当日、昼過ぎに保育園にお迎えにいき、オーディション会場へ向かう車の中。昨夜から「僕は出ないよ!」とゴネているこうちゃんを説得する。
後から分かったことだが、どうやら完璧に英語が話せない自分では出ても恥をかくとのことだった。プライドの高さは親譲りだな。。。
一度、言い出すと、テコでも動かない我が子ら、いい作戦も思い浮かばずに、りゅうちゃんだけ参加することになりましたとさw
変に目立つ親子たち!?
オーディション会場へ到着。
会場が小さいため、受付前やら、廊下まで人があふれていた。
どの子らも、此処一番の一張羅に、女の子はしっかりお化粧まで。
ママさんたちは、オーディションの受け答えの練習をしっかりさせている。
「あー、こりゃかなわんな。記念受験ってとこだw」と、私の心配は他所に、ふたごはどこ吹く風。腹減っただの、なんでここはビルの中に〇〇があるのだの、相変わらず答えにくい質問を同時に仕掛けてくる。
そう、双子の親とは聖徳太子でなければならない。
彼らの好奇心の前に譲り合いなど存在しない。
アピールしたもん勝ち。
そう、彼らは生まれた時から、僕が!僕が!!のアピールをして生きてきたのだ。
それをのちに痛感させられた。。。
怖いもの知らず
受験者数はどれくらいだろうか。
僕らの前にも1グループが集団面接しており、僕らの後にももう1グループあるそう。
それが2日間?くらいあるとかで、結構な人数いたと思う。
さて、面接会場には10脚ほどの子供椅子が置かれており、受験者たちはそこへ座る。
親たちはその後ろへ並んでいる。
早速オーディションが始まる。
「TV出たいひとー!?」の面接官の質問に、さっきまで元気よくリハーサルしていた子らも、緊張のせいか、皆手を上げ損ねる中、「はーい!」元気に挙手するりゅうちゃん。
まあ、それまではよい。
そのあと、彼の癖である質問責め連発。
なんで、そっちに座ってるの?だとか、僕たちにはテーブルないの?だとか。。
何でも聞かないと気が済まない性格。
面接官の方もわざわざ答えてくれるが、もう、僕は恥ずかしくて、彼の後ろに近づき軽く頭を小突く。耳元で
ぱぱ「りゅうちゃんが答えるの!質問しないで静かに聞いてなさい!」
りゅう「なんで?」
ぱぱ「なんでって、オーディションってそういうもんなの!どういう子ですか?って聞かれる場所なの!」
りゅう「なんでそういう場所なの?なんで?」
ぱぱ「いいから静かに聞きなさいって!」
もう、周囲からクスクスされるは、マジモードの親御さんからは睨まれるは、、、
普段あまり目立ちたくないタイプだから、ほんと生き地獄であるw
さて、それが功をそうしたのか、りゅうちゃんによく質問が集まる。
また、そこで黙ってないのがこうちゃんである。
自分は参加してないくせに、
「あー、あの質問、ぼくなら〇〇て答えるねー」
とか
「はいはい、答えは簡単だよ。△△だよ」
とか、また”聞こえるような”小声で話す。
それに反応する、りゅうちゃん。
負けず嫌いな二人のライバル。
君は参加しとらんだろーが!!
と慌ててこうちゃんの口を抑えるが、りゅうちゃんの口はこっちに向かって反論しだす。
笑う面接官。
冷ややかな視線の集中。。。
誰か彼の口を抑えてくれ。。。。
僕は意識が遠のきそうになっていた。。。。。
無事に(ではない)終わり、変に目立った親子は帰り際「元気ですね!」と面接官に声をかけていただいたが、もはやこれも哀れみの社交辞令だなと感じつつ「あ、ありがとうございます。。」と答えるので精一杯である。
と、これで終わりかと思えば、帰りの車中では、こうちゃんがギャン泣き。
理由を問えば、あの程度なら自分もできた!知らなかった!それならやりたかった!!とアピール。。。でたよ、また負けず嫌い。。
うちの家族、みんなこれ。。
やれやれ、今日は酒を飲まずにはおれんな、、と思いつつ帰る僕らであったとさ。
後日談
1ヶ月ほどたったある日。
オーディションのことなどすっかり忘れ(どちらかというと消した)、普段通りの日常。
何やらお嫁がキャッキャ騒いでる。
なんと、オーディションに受かったらしい。
マジか。。あれで??
聞くと、一番元気がよかったのと、物怖じしないとこがよかったらしい。
まあ、二人だと強いのよねこの子ら。
ただ、一抹の不安が。
りゅうちゃんはきっと一人じゃ泣くだろうなーと。
だから、お嫁には、もしりゅうちゃん一人で泣いてできない時には、可能なら二人で参加させてもらうように頼んだがいいよ。
もし無理なら辞退したほうがいい。
と告げました。
一応、確認とったとこ、それでもOKとなった。
あの時参加していた方々には申し訳ないなと心の中で謝りつつ、無事に撮影できますようにと願うパパでした。
撮影時、僕は参加できなかったが、嫁が帯同。
街中で隠し撮り方式で撮影することになったが、りゅうちゃん独りにしたとこでギャン泣き。
結局、こうちゃんも参加することになったとさw
朝から夜まで続いたらしく、ほんとお疲れ様でしたね。
我が子ながらよく頑張ったと褒めてあげました!
さて、気になるCMはこちらです。
ジャスト1:00から登場します。
よかったら見てね。
PS.当日、面接官出会ったプロデューサーの方(?)もいたらしく
「今日はお父さんいらしてないんですね?お父さんもいいキャラだったから、3人で出て欲しかったんですが、残念です」とのことらしい。
え、俺も??
いやいや、遠慮します。。
ぼく、人見知りですから。。。
カメラを握ると自信満々なnaographにご興味の方はこちら↓
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
只今、春の入学キャンペーン期間中につき、ロケ、自宅撮影が¥9.800~
各種記念撮影、趣味撮影、ポートレートなど人物撮影のことなら何でもご相談ください
詳しくはnaographのホームページまで
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://naograph555.wixsite.com/photo
naographの最新の情報を知りたい方はinstagram
naographの近況報告はFaceBook